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雨乞山には夕日が沈んで

わたくしのふるさとってこんなおはなしがあるところ

河童のこと④

一連の話
河童のこと - 雨乞山には夕日が沈んで
河童のこと② - 雨乞山には夕日が沈んで
河童のこと③ - 雨乞山には夕日が沈んで


祖父母との会話の記録である。
祖父は笠師地区の生まれ、祖母は豊川地区の生まれである。*1

・「ミソシ」とか河童のことか?
自分「(ミソシって)河童ではないの?」
祖父母「違う」
自分「では、川に住む妖怪のこと?」
祖父母「そう」

・呼び方について
自分「前にも聞いたお祖父ちゃんから聞いた“ミソズ”という呼び方。民俗の本(加越能民俗を指すつもりで)でも見たことなかった」
祖父「そうか?」
自分「でも、“河童”という言い方ではなかったんだよね?
祖父「そうや。キュリ食べて堤に行くとイタズラをすると聞いた祖母さん*2から聞いた」
自分「河童みたいやね」
祖母「でも、河童とは聞いたこと無いね」

以上。
祖父母にとっては「河童」はお伽話では聞くけれども、近所に潜んでいる生き物ではなく、近所に潜んでいる水妖は「ミソズ」または「ミソシ」である。あくまでも河童ではない、とのこと。
やはり「河童」という呼び名でない以上、やはり「河童」とひとくくりにしてはいけない模様。

呼び方などはは他の家の高齢者に聞いたら変わるかもしれない。
少なくともうちの祖父母が聞いた話は少なくともこうなのである。

*1:細かい地名とかは分かる人が分かってくれれれば十分嬉しい

*2:祖父の祖母。コレを書いてる自分から見たら高祖母になる

新しい『ぬ~べ~』読んだよ

ここ最近はお出かけで温井町近くを通ったので温井館跡でも見ようかと思ったけれど場所が分からずすごすご帰ったり、新しいぬ~べ~というか『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』を読んだりしていました。今度はちゃんと下調べしてから行こう。
ぬ~べ~なのですが、妖怪・黒手が出るってことで読んだんですよ。「原本散逸してるし写本もどこにあるのかわからないような物語出典の妖怪がこんなふうに登場するなんて!いやぁ、昨今のゲラゲラポーしてる妖怪ブームって素晴らしいなぁ」とか思いつつ読んでたら、触手プレイの触手扱いでしたね、黒手。見たり触れたら命危ない系の妖怪なのに。もっと毛むくじゃらで爪もあるイカツい手だっていう描写もあるのに。あ、でも物語で3人の僧に化けたりもしてたから、分裂とかは問題なさそうですね!

それはそうと掲載誌のせいなのか、久しぶりのぬ~べ~を「こんなにおっぱいとパンツに溢れたマンガだったかしら?」と気になったのですよ。小学生の頃に読んだぬ~べ~をまた読まなきゃ。

【おまけ】
嗚呼! やる夫道 AAで読む奇談怪談 第三十話 ~黒手切~
やる夫スレとか問題なければ紙芝居な感じで黒手切のお話が楽しめるので良いですよ。

それはそうと、このスレだと郡主のことを「如庵」とだけ書いてあるのですよね。長連龍ってば信長の野望とか太閤立志伝とかで大して突出したステータスのないマイナー武将なので、「如庵」なんていう法名知らないか。ちょっと寂しい。

三州奇談にある富田流のこと

三州奇談に富田流(中条流)についての記述があり、剣豪の名前がどやどや出てきて面白かったので、なんとなく分かりやすいような現代語に直して記録しておく。自分が後でわかりゃぁいいので、ただしい日本語云々は知らないのである。ちなみに、句読点は原文のままであり、改行等は自分が見返しやすいようにしたものである。

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私のための續三州奇談のタイトルメモ

『續三州奇談*1』のタイトル一覧と、舞台になった場所のメモです。
大体加賀から順に北上しているのだけど、タイトルだけじゃどこが舞台か判りにくいんですもの。
旧字体は面倒なので新字体を使ってます。
※自信ないものは「?」をつけたりしています。
※まだ読み終えていないので、お話読んで間違いに気づき次第訂正。
※舞台が複数あるものは並列したり、ざっくりと書いたり。

三州奇談の時とまぁ同じやり方なわけです。
あと、こちらのほうはなんだか紀行文っぽい。

巻ノ一

亀祭の紀譚(富山県射水市放生津町)
霊社の御蟹(富山県射水市放生津町)
僧弁追剥(石動山中)
西住の古碑(富山県高岡市戸出大清水)
獅山の旧譚(加賀市 ?)

*1:または、『三州奇談後編』

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三州奇談のタイトルざっとまとめ終えました

タイトルそのままです。


私のための三州奇談のタイトルメモ - 雨乞山には夕日が沈んで


気が向いた時にしかやらなかったので、スタートから結構時間が経っています。これは反省。
ざっとタイトルを書き出し、だいたいどの辺が舞台なのか見当をつけては書いていたのですが、*1気になることが一つ。

三州って謳ってるけど、能州の奇談無くね?


マイペースに個別の奇事を掘り下げたり、『続三州奇談』『奇事談』もやって行きます。

*1:大体この舞台の現在の地名調べとかに時間を盗られて、だんだん億劫になっていった

「わし」のこと

万葉集巻十六*1に収められた歌に出てくる文言のこと。

梯立の 熊来のやらに 新羅斧 堕とし入れ わし
懸けて懸けて 勿泣かしそね 浮き出づるやらと見む わし

新羅斧の歌と熊木酒屋の歌にも出てくる謎の言葉「わし」であるが、「わっしょい」というような意味の言葉であるらしい。だが、この言葉を入れられている意味がよくわからないのではないだろうか。高価な斧を落として、何がワッショイなのかと。
コヤブ歴史堂*2では、この歌を「万葉集には人が大事な物を落とした時に何ふざけているのかと怒りたくなる歌がある」と紹介し、その際に「今で言う「ゲッツ!」や「フォー」のような当時のギャグではないか?」という解説があった。七五調を乱しいまいち語呂が悪いというのに、2首にも入れられているので、当時もしくはその当時の熊木ではかなり流行っていたのだろう。
流行りのギャグなのならば、ギャグを交えたコミカルな歌なのだろうが、当時のギャグというものが分からないので、もうこの歌のニュアンスはわからないのだろう。

【参考】
コヤブ歴史堂の魅力|こはにわ歴史堂のブログ*3

【関連?】
熊来酒屋のこと - 雨乞山には夕日が沈んで

*1:この巻の歌は面白い物が多い。歌の説明文の物語も面白い

*2:非常に面白い。石川でも数週遅れで放送されているので、是非見ることをおすすめしたい

*3:番組だけでなく先生のブログもおすすめしたい

七尾城に行ってきた

帰省中に良いお天気の日があったのでふらりと行ってきました。ふらりと行ったせいで、ワンピースにパンプスというあまりにラフな格好だったせいで泣きそうになったりもしました。こないだの松根城で全く懲りてない。
能登畠山氏の城で、その後上杉氏・織田氏へと渡り、前田氏の時代に一国一城令により廃城になった城です。*1

松根城の記事と同じように、文字が入っている写真はデータ大きめです。文字無しの写真は小さくしたので、前回より写真数が多くなっております。

*1:小丸山城が出来て役目を終えたわけではないそうで、その辺の最新研究とか掲載したものって無いのかしら。

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