新しい『ぬ~べ~』読んだよ
ここ最近はお出かけで温井町近くを通ったので温井館跡でも見ようかと思ったけれど場所が分からずすごすご帰ったり、新しいぬ~べ~というか『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』を読んだりしていました。今度はちゃんと下調べしてから行こう。
ぬ~べ~なのですが、妖怪・黒手が出るってことで読んだんですよ。「原本散逸してるし写本もどこにあるのかわからないような物語出典の妖怪がこんなふうに登場するなんて!いやぁ、昨今のゲラゲラポーしてる妖怪ブームって素晴らしいなぁ」とか思いつつ読んでたら、触手プレイの触手扱いでしたね、黒手。見たり触れたら命危ない系の妖怪なのに。もっと毛むくじゃらで爪もあるイカツい手だっていう描写もあるのに。あ、でも物語で3人の僧に化けたりもしてたから、分裂とかは問題なさそうですね!
- 作者: 岡野剛,真倉翔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: コミック
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それはそうと掲載誌のせいなのか、久しぶりのぬ~べ~を「こんなにおっぱいとパンツに溢れたマンガだったかしら?」と気になったのですよ。小学生の頃に読んだぬ~べ~をまた読まなきゃ。
【おまけ】
嗚呼! やる夫道 AAで読む奇談怪談 第三十話 ~黒手切~
やる夫スレとか問題なければ紙芝居な感じで黒手切のお話が楽しめるので良いですよ。
それはそうと、このスレだと郡主のことを「如庵」とだけ書いてあるのですよね。長連龍ってば信長の野望とか太閤立志伝とかで大して突出したステータスのないマイナー武将なので、「如庵」なんていう法名知らないか。ちょっと寂しい。
三州奇談にある富田流のこと
三州奇談に富田流(中条流)についての記述があり、剣豪の名前がどやどや出てきて面白かったので、なんとなく分かりやすいような現代語に直して記録しておく。自分が後でわかりゃぁいいので、ただしい日本語云々は知らないのである。ちなみに、句読点は原文のままであり、改行等は自分が見返しやすいようにしたものである。
続きを読む三州奇談のタイトルざっとまとめ終えました
タイトルそのままです。
私のための三州奇談のタイトルメモ - 雨乞山には夕日が沈んで
気が向いた時にしかやらなかったので、スタートから結構時間が経っています。これは反省。
ざっとタイトルを書き出し、だいたいどの辺が舞台なのか見当をつけては書いていたのですが、*1気になることが一つ。
三州って謳ってるけど、能州の奇談無くね?
マイペースに個別の奇事を掘り下げたり、『続三州奇談』『奇事談』もやって行きます。
*1:大体この舞台の現在の地名調べとかに時間を盗られて、だんだん億劫になっていった
「わし」のこと
梯立の 熊来のやらに 新羅斧 堕とし入れ わし
懸けて懸けて 勿泣かしそね 浮き出づるやらと見む わし
新羅斧の歌と熊木酒屋の歌にも出てくる謎の言葉「わし」であるが、「わっしょい」というような意味の言葉であるらしい。だが、この言葉を入れられている意味がよくわからないのではないだろうか。高価な斧を落として、何がワッショイなのかと。
コヤブ歴史堂*2では、この歌を「万葉集には人が大事な物を落とした時に何ふざけているのかと怒りたくなる歌がある」と紹介し、その際に「今で言う「ゲッツ!」や「フォー」のような当時のギャグではないか?」という解説があった。七五調を乱しいまいち語呂が悪いというのに、2首にも入れられているので、当時もしくはその当時の熊木ではかなり流行っていたのだろう。
流行りのギャグなのならば、ギャグを交えたコミカルな歌なのだろうが、当時のギャグというものが分からないので、もうこの歌のニュアンスはわからないのだろう。
【関連?】
熊来酒屋のこと - 雨乞山には夕日が沈んで