雨乞山には夕日が沈んで

細く長く、地元の昔話を読んだり実際に見に行ったりしています

廃村・集落跡へと行くには

週末、お天気が少々良かったので七尾市志賀町にある廃村を目指してウロウロして、得たことをちょっとメモです。

グーグル・マップはアテにするな

航空写真なんどを使って場所の検討を付けたりするのにはとても便利ですが、ルート案内だけはいただけません。
Google Mapsに載っていない道を使ったほうが行きやすいことも多々あります。
あと、電波が届かない所では現在位置は分かっても道が確認しづらいですし。

天気の悪い日の後には行かない

廃村への道は大体舗装されていないので、当日は晴れていても道がぬかるんでいたり、雨水が小川を作っていたりします。
水たまりも、道路が少しくぼんでるなんてものでなくて、子供用のビニールプールぐらい広さがあるんじゃないかというような穴だったりするので。

電柱・電線を辿れ

廃村や集落跡から人々が去っていった時代は高度経済成長期ぐらいが多いようでして、かつて電気が通っていたところがほとんどです。
なので、今更電柱を撤去するのもアレなのか、結構残っているのです。

小川を上れ

やはりお水は生活に欠かせないので。やはり直ぐ側に川があるものなのです。
川もただ流れていれば良い、というものではありません。
生活に使いやすい、そこそこの浅さでそこそこの穏やかさを備えたものでなくてはならないようです。
川でなくても、水路というか、明らかに「水が流れていた」んじゃなくて「水を流していたんだな」というような雰囲気も大事です。

石を確認

「どこの石」というのではなくて、全体的に人工的な石があるかどうか確認をすることです。
たとえば舗装されていない道に転がるなんか石畳っぽい感じで敷かれていそうな石とかそういうの。


何となく「あ、この道アタリかも」みたいな勘も養われてきたような気もするのだけども、以上のことは忘れないようにしようと思います。