雨乞山には夕日が沈んで

細く長く、地元の昔話を読んだり実際に見に行ったりしています

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

松根城に行ってきた

国道359号線を行くと、県境近くに標識が見えて来る松根城。 古くは木曽義仲が使ったという説もあり、南北朝の騒乱や戦国時代の一向一揆・前田氏と佐々氏の争いで使われ、一国一城令の後に使われなくなった城です。国道に標識があることからも、以前から気に…

『四不語録』のこと

浅香久敬(山井)*1が著した奇談集のこと。作者の浅香久敬は六百石拝領の加賀藩士であり、加賀藩四代藩主*2前田綱紀*3に仕える。 『四不語録』の他にも『三日月の日記』『能登浦伝』などの紀行文、江戸時代最大級の徒然草注釈書『徒然草諸抄大成』も残している…

私のための三州奇談のタイトルメモ

またまた私のためのまとめ記事。 『三州奇談』のタイトル一覧と、舞台になった場所のメモです。 大体加賀から順に北上しているのだけど、タイトルだけじゃどこが舞台か判りにくいんですもの。 ※旧字体は面倒なので新字体を使ってます。 ※自信ないものは「?…