雨乞山には夕日が沈んで

細く長く、地元の昔話を読んだり実際に見に行ったりしています

雨乞山のこと

各地にありそうなありふれた名前の山ではあるが、日吉神社の後ろのような場所にある一際高い山を指す。

頂上は136m。ちょうど豊田の後ろに当たるようなところにある。頂上の所在地は豊田になるが、昭和3年に刊行された『石川縣鹿島郡誌』には、雨乞山には「雨乞神社」という神社があり、その所在地は豊田町となっている。

その雨乞神社、昭和13年生まれの祖母に聞いても分からず、人々の記憶から消え去ってしまったようだ。