読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雨乞山には夕日が沈んで

わたくしのふるさとってこんなおはなしがあるところ

天行寺山のこと

中島町笠師と志賀町矢田に跨る山。 頂上は137メートル。 山頂には延命地蔵が祀られている。 子供の頃、山頂に行ったと祖父いわく、確かに小さな祠があったそうだ。近くにある、志賀町矢田へと抜ける峠を天行寺峠という。 そこには天狗が住んでいたと言われ、…

『四不語録』のこと

浅香久敬(山井)*1が著した奇談集のこと。作者の浅香久敬は六百石拝領の加賀藩士であり、加賀藩四代藩主*2前田綱紀*3に仕える。 『四不語録』の他にも『三日月の日記』『能登浦伝』などの紀行文、江戸時代最大級の徒然草注釈書『徒然草諸抄大成』も残している…

石山合戦のこと

浄土真宗本願寺勢と織田信長との戦いのこと。 主戦場は摂津国石山である。能登とはかなり離れた場所の合戦ではあるが、能登からも一向宗が援軍に向かったという記録がある。*1当時の寺院の繋がりが垣間見える。 当時の能登の一向宗の動きとしては、他にも上…

熊来酒屋のこと

万葉集に見える熊木*1にあったら酒屋のこと。 ここでいう酒屋は「酒の販売所」ではなく「酒の醸造所」のこと。過去にも実際にどこにあったのだろうか気になった人はいたようだが、結局わからなかったらしい。*2わし。【関係奇事】 「わし」のこと - 雨乞山に…

トクショウ寺のこと

ここでは2つのトクショウ寺のこと。まず1つ目が、 中島町長浦にあった徳昌寺のこと。 天正四(1576)年、上杉謙信の能登侵攻*1に対し、一揆を起こす。 笠師付近で合戦するも敗北し、住職とその長男は生け捕りとなり、磔にされる。2つ目が、 今も中島町河崎…

鹿島半郡のこと

ここでは天正8年(1580年)9月1日に長連龍が織田信長から与えられた鹿島郡半分にあたる領地のことである。『長氏文献集』によると、 其趣は今般鹿島郡川西半郡領掌之儀、於菱脇得大利、金丸等之敵城を攻、軍功無比類被感思召處也。然者依為一所懸命之地、先此…

黒手のこと

現在の七尾市中島町豊田か豊田町に出たという妖怪。 詳しくは以下のリンクを参照にされたし。 黒手 - Wikipedia『黒手切り』には如庵(長連龍のこと)とあるので、1606年から1619年の間に出たのかもしれないが、だいたいこの手の文章は出家後の院号で書かれ…

雨乞山のこと

各地にありそうなありふれた名前の山ではあるが、日吉神社の後ろのような場所にある一際高い山を指す。 頂上は136m。ちょうど豊田の後ろに当たるようなところにある。頂上の所在地は豊田になるが、昭和3年に刊行された『石川縣鹿島郡誌』には、雨乞山には「…